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パニック障害に効く漢方(2)
不安が強いパニック障害への漢方処方

2012/08/22

■症例2


「2年ほど前に、すし詰めのエレベーター内で最上階の展望台までの間に身動きができず、急に息苦しくなり、呼吸が荒くなり、強い吐き気が生じ、体が震え、あせって気を取り乱したことがあります。すぐ病院に運ばれましたが、病院に着くころには落ち着いてきており、検査にも異常がありませんでした。しかしそれ以来、そのときの恐怖が頭から離れず、また同じような発作がいつ起こるかと不安で仕方ありません」

著者プロフィール

幸井俊高(「薬石花房 幸福薬局」代表)
こういとしたか氏。東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年、中国政府より中医師の認定を受け、日本人として18人目の中医師となる。2006年に「薬石花房 幸福薬局」を開局。『漢方でアレルギー体質を改善する』(講談社)『男のための漢方』(文春新書)など著書多数。

連載の紹介

幸井俊高の「漢方薬 de コンシェルジュ」
東京の老舗高級ホテル「帝国ホテル」内で、完全予約制の漢方薬局を営む幸井氏。入念なカウンセリングを行い、患者一人ひとりに最適な漢方薬を選んでくれる薬局として、好評を博している。これまで多くの患者と接してきた筆者が、疾患・症状ごとに症例を挙げて、漢方薬の選び方と使い分けについて解説する。

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