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インフルエンザに効く漢方(2)
麻黄湯は「風寒証」に、証が変われば処方を変える

2010/12/23

■症例2


「娘がインフルエンザにかかりました。2日前に38℃の熱を出し、頭が痛いといって汗をかいていたので近くの病院に行かせました。そこでインフルエンザという診断を受け、抗ウイルス剤と麻黄湯のエキス剤を処方されました。しかし熱は下がらず、今朝、測ると40℃になっていました。頭痛や筋肉痛、関節痛、のどの痛みを訴えています」

著者プロフィール

幸井俊高(「薬石花房 幸福薬局」代表)
こういとしたか氏。東京大学薬学部卒業。北京中医薬大学卒業。ジョージ・ワシントン大学経営大学院修了。1998年、中国政府より中医師の認定を受け、日本人として18人目の中医師となる。2006年に「薬石花房 幸福薬局」を開局。『漢方でアレルギー体質を改善する』(講談社)『男のための漢方』(文春新書)など著書多数。

連載の紹介

幸井俊高の「漢方薬 de コンシェルジュ」
東京の老舗高級ホテル「帝国ホテル」内で、完全予約制の漢方薬局を営む幸井氏。入念なカウンセリングを行い、患者一人ひとりに最適な漢方薬を選んでくれる薬局として、好評を博している。これまで多くの患者と接してきた筆者が、疾患・症状ごとに症例を挙げて、漢方薬の選び方と使い分けについて解説する。

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