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フェンタニルパッチの吸収率の変化に注意!

2017/11/01

 フェンタニル貼付薬(商品名デュロテップMT他)、いわゆるフェンタニルパッチは、貼付面積に比例して薬剤のフェンタニルが皮膚から吸収される。

 従って、フェンタニルパッチが皮膚から剥がれた場合、吸収率が減少し、鎮痛効果が減弱する可能性がある。特に3日製剤では、貼付期間が長いため注意しなければならない。

 また、貼付している皮膚の状態によりフェンタニルの吸収が変化するため、注意が必要である。

 今回、どのような要因でフェンタニルパッチが剥がれるのか、また最適な貼付部位はどこなのか、皮膚状態によるフェンタニル吸収率の変化について考察する。

著者プロフィール

国分秀也(東京薬科大学薬学部薬学実務実習教育センター准教授)こくぶん ひでや氏 1992年東京薬科大学薬学部卒業。同年、北里大学病院薬剤部に入職。薬剤部課長補佐、緩和ケアチーム専任薬剤師などを経て、2017年4月から現職。薬学博士。日本医療薬学会認定がん指導薬剤師。日本緩和医療薬学会評議員、一般社団法人「がんの痛みと症状緩和に関する多施設共同臨床研究会(SCORE-G)」監事などを務める。

連載の紹介

国分秀也の「ゼロから学ぶオピオイド」
ここ数年、新たな成分や剤形のオピオイド鎮痛薬が登場し、癌性疼痛に対する緩和ケアや慢性疼痛の治療に広く用いられるようになってきました。薬剤師として知っておくべきオピオイド鎮痛薬の基本的な使い方や、注意すべき薬物相互作用、薬物動態の特性を考慮した患者指導のポイントなどを解説します。

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