2000年代に入って、オピオイド鎮痛薬は急速に普及した。従来、注射薬しかなかった成分に、貼付薬や徐放製剤、速放製剤など新しい剤形が相次ぎ登場したほか、慢性疼痛への適応拡大も進んだためだ。在宅療養患者の緩和ケアに関わる薬局も増えている。本連載では、癌の疼痛治療を中心に、薬剤師として知っておくべきオピオイド鎮痛薬の基本的な使い方や、注意すべき薬物相互作用、薬物動態の特性を考慮した患者指導のポイントなどを解説していきたい。

癌疼痛治療におけるオピオイドの位置付けは?(1)の画像

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