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「強い薬ですか」と患者に聞かれたら

2020/09/03
菅野 敦之=明治薬科大学薬学教育研究センター 地域医療学准教授

 本コラムでは、薬局で遭遇することの多いエピソードを通じて、患者対応において薬剤師が留意すべきポイントを紹介していきます。



 「この薬は、強い薬ですか」――。患者さんにこう聞かれたとき、皆さんはどのように答えていますか。

 特にステロイドや向精神薬、消炎鎮痛薬では、このような質問が出やすいのですが、薬剤師の多くは、ステロイドであれば作用強弱の一覧表、向精神薬であれば作用時間など、根拠となる資料(あるいはそれらの記憶)などを基に返答しがちです。しかし、こうした資料にある内容をそのまま伝えるのではなく、患者さんがどのように受け止めるかを一考する慎重さが求められます。

著者プロフィール

菅野敦之(明治薬科大学薬学教育研究センター地域医療学准教授)かんの のぶゆき氏 1984年帝京大学薬学部卒業。86年同大大学院薬学研究科修了。製薬会社を経て、中堅薬局チェーンに入社。事業部長、執行役員薬事部長などを経て、2012年より現職。

連載の紹介

対人業務の悩みをスッキリ「実践!患者考」
薬局で患者に対応する際、薬剤師が留意すべきポイントについて、実際に遭遇することの多いエピソードを交えて解説します(本連載は、「日経ドラッグインフォメーション プレミアム版」2018年1月号~19年3月号で連載した同名コラムの転載です)。

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