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経腸栄養剤で下痢を来したクローン病患者への対応

2021/02/26

 前回の続きです。クローン病と診断されたYさん(23歳男性)は、寛解導入療法において成分栄養剤による栄養療法を行うことになりました。寛解に導くためにはしっかり継続していくことが必要ですね。そのためには、患者指導とモニターが重要ですね。Yさんに患者指導するとともに、薬剤師としてモニターし、必要に応じて対応しましょう。

 Yさんに成分栄養剤の経管投与が開始され2日経ちました。病室を訪ねると「落ち着いていた下痢が、また出てきて・・・・・・」と訴えがありました。

著者プロフィール

伊東明彦(明治薬科大学特任客員教授)いとう あきひこ氏 1978年星薬科大学卒業。東京女子医科大学病院薬剤部を経て、2005年に明治薬科大学薬学部 薬学科教授、2019年4月より現職。薬学教育協議会の専務理事・業務執行理事、病院・薬局実務実習関東地区調整機構事務局長を務める。

連載の紹介

伊東明彦の「解けるか?薬学生!」
明治薬科大学で卒業試験の問題をつくっていた伊東氏。ときに難題を出題して薬学生を悩ませていたが、その心には「薬剤師国家試験をパスするだけでなく、将来、薬剤師として現場で困らないようにしてあげたい」という願いがあった。同様に、本コラムでの出題を通して、全国の薬学生にエールを送る。

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