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連載【第15問】
インフルエンザ治療薬の適切な説明は

2020/11/06
伊東明彦

 新型コロナウイルスの感染が止まりませんね。ヨーロッパでは再拡大でロックダウンに入っている状態です。東京では新規感染者数が減少傾向を見せかかったのですが、ここにきて増加傾向が見られ、北海道や愛知県など地方でも増加に転じ第3波かと。やはり寒くなり、乾燥する季節では心配ですね。

 この季節は、新型コロナもさることながら、インフルエンザも心配です。インフルエンザの流行は、おおむね10月~翌年3月です。皆さんは予防対策しっかりしていますか。今年は新型コロナもありますので、より徹底した感染対策が必要ですよ。ただ、インフルエンザについては新型コロナと違って予防接種や治療薬があるのでちょっとだけ安心でしょうか。

 さて、今回はインフルエンザ治療薬に関する問題です。皆さんはインフルエンザの患者さんに薬を渡し、その服用あるいは使用方法を説明して患者さんが早く症状が軽減するように努めなければいけませんね。そのためには薬の特徴をしっかり理解しておくことが必要です。

 処方箋を応需しているK医院の医師より、「インフルエンザ治療薬を処方したいが、どれがいいか」との電話がありました。そこで、「当薬局で扱っている治療をまとめた資料をお届けします」と返事をし、即座に資料の作成に取り掛かりました。

 あなたが遭遇した状況です。医師の要望に応えるべく資料をまとめてください。

著者プロフィール

伊東明彦(明治薬科大学特任客員教授)いとう あきひこ氏 1978年星薬科大学卒業。東京女子医科大学病院薬剤部を経て、2005年に明治薬科大学薬学部 薬学科教授、2019年4月より現職。薬学教育協議会の専務理事・業務執行理事、病院・薬局実務実習関東地区調整機構事務局長を務める。

連載の紹介

伊東明彦の「解けるか?薬学生!」
明治薬科大学で卒業試験の問題をつくっていた伊東氏。ときに難題を出題して薬学生を悩ませていたが、その心には「薬剤師国家試験をパスするだけでなく、将来、薬剤師として現場で困らないようにしてあげたい」という願いがあった。同様に、本コラムでの出題を通して、全国の薬学生にエールを送る。

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