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【第6問】
ピロリ除菌療法を受ける患者への正しい指導は

2019/12/02
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 前回はヘリコバクター・ピロリ感染症の除菌療法の処方に関する問題でしたね。ところで、ピロリ菌がどうして強酸性の胃の中かで生きていけるのかご存じですか?「バカにしないでよぉ~、そっちのせいよ。ちょっと待って、Play Back, Play Back」なぁ~んてね。

 通常、細菌は強酸性の胃酸で覆われている胃粘膜では生息できません。しかしピロリ菌は、ウレアーゼという酵素により胃の中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解して、このアンモニアで酸を中和することにより胃の中で生息しているのです。

 さて、あなたが医療現場で遭遇した場面での対応を考えてみましょう。

著者プロフィール

伊東明彦(明治薬科大学特任客員教授)いとう あきひこ氏 1978年星薬科大学卒業。東京女子医科大学病院薬剤部を経て、2005年に明治薬科大学薬学部 薬学科教授、2019年4月より現職。薬学教育協議会の専務理事・業務執行理事、病院・薬局実務実習関東地区調整機構事務局長を務める。

連載の紹介

伊東明彦の「解けるか?薬学生!」
明治薬科大学で卒業試験の問題をつくっていた伊東氏。ときに難題を出題して薬学生を悩ませていたが、その心には「薬剤師国家試験をパスするだけでなく、将来、薬剤師として現場で困らないようにしてあげたい」という願いがあった。同様に、本コラムでの出題を通して、全国の薬学生にエールを送る。

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