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逆ザヤ問題を組織の力で解決せよ

2020/05/21

Illustration:立花 満

 「逆ザヤ」という言葉がある。仕入れ値よりも売値が安くなるといったように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になることを表す言葉だ。その逆ザヤが薬局において起こる場面がある。例えば、在宅医療における「特定保険医療材料」だ。

 特定保険医療材料は、医療・衛生材料のうち、医薬品と同じく処方箋によって保険薬局から交付することができるもの。薬価に当たる保険上の償還価格が決められており、2年に1回、薬価と同時期に改定される。外来調剤でなじみがあるものでは、ペン型のインスリン製剤とセットで処方される針などがある。在宅医療では、中心静脈栄養に用いる輸液セットや人工呼吸器の患者に必要な気管切開後留置用チューブ、導尿時の膀胱留置用ディスポーザブルカテーテルなどが使われる。

連載の紹介

Inside Outside
薬業界に精通した薬剤師が匿名で薬局・薬剤師に関わる諸問題を自由に論じます。(このコラムは「日経ドラッグインフォメーション」で連載されている同名のコラムの転載です。本コラムに関するご意見・ご要望は、「お問い合わせフォーム」にてお送りください)

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