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大丈夫?かかりつけ薬剤師指導料

2021/05/18

 最近、2人の来局患者さんから立て続けに、「かかりつけ薬剤師」制度について次のような相談を受けました。2人共、他薬局で「かかりつけ薬剤師指導料」が算定されている患者さんです。

Aさん「病院近くの○○薬局で、かかりつけ薬剤師を希望するかどうかのアンケートに答えたからなのか、気付いたらかかりつけ薬局になってたのよ。だけど、こっち(私たちの薬局)がもともと通っている薬局だし、もう、あっちの病院での治療も落ち着いたから、○○薬局じゃなくて、こっちに戻りたいのだけど、いいのかしら」

Bさん「通っている神経科クリニックの横の××薬局で薬をもらっていて、そこで、かかりつけ薬剤師を持つことを勧められました。承諾したら、その薬局がかかりつけになるようなのだけど、特に説明がなくてメリットがよく分からなくて。断ってもよいものでしょうか」

 Aさんには、お礼を言って、こちらの薬局で責任を持って管理していくことを伝えました。またBさんには、「断ることはできると思うので、××薬局の薬剤師に相談してみてください」とアドバイスしました。Bさんに聞いてみると、××薬局では長期間服用している2種類の内服薬を受け取っているだけで、特別なケアは受けていないようです。むしろ、私の薬局で調剤している薬の方が多いぐらいです。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

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