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感染拡大で基幹病院の医療体制が逼迫する旭川から(2)
基幹病院でクラスター発生、その時地域の薬局は

2020/12/18

 北海道旭川市で新型コロナウイルスの感染拡大による医療危機が起きる中、前回は基幹病院での入院患者さんの受け入れが難しく、在宅ニーズが増加していること、一方でバックベッドが確保できない可能性があるなどの問題点を報告しました。

 今回は、原則院内調剤が行われていた旭川厚生病院(新型コロナウイルス感染症[COVID-19]のクラスターが発生した基幹病院)での処方箋取り扱いの対応についてお話します。

 2020年11月22日に、旭川厚生病院のホームページで発表されたクラスター発生ですが、連休明けの11月24日、旭川薬剤師会を通して、会員の薬局に院外処方箋発行についての「臨時的措置」の連絡のファクスが流れました。そこには、11月29日まで初診・再診・救急などの予約患者以外の外来診療は休止とする予約患者についても院内の立ち入りを制限しなければならないため、臨時的に院外処方箋を発行する、と書かれていました。

 院外処方箋発行に関して、病院から薬局に伝えられた対応は、以下の通りでした。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

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