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最新の「血糖測定システム」を体験してみたら

2018/01/10

 突然ですが、Flash Glucose Monitoring(FGM)システムをご存知ですか。上腕の後ろに装着したセンサーから、皮下間質液中のブドウ糖を持続的に測定して、血糖値の変化を推定することができるという高度医療機器です。実物を見たことはなかったのですが、同僚が実際に購入して試着し始めていました。

 はじめは「面白そう」と思って静観していたのですが、使っている人たちから「社長もやるんでしょ?」と何度も言われて、腹をくくって装着してみることにしました。実は私自身、HbA1cは高めの正常範囲ですが、忘年会時期などで生活が不規則でもあり、何か変な値でも出たら…と少し怖い気持ちもあってちゅうちょしていたのです。

 しかし、私たちの薬局では、「患者さんとの接点として予防医学が重要」と考えているので、予防の観点で何かに生かせないかという調査目的から、使ってみようと思いました。FGMシステムは、2017年にインスリン治療をしている糖尿病患者で保険適用となり、使い始めた患者さんが来局したり、患者さんが購入を希望したりするかもしれないことも、理由の一つです。

 今回使用したアボット社の「FreeStyleリブレ」は、センサーとリーダーを使用します。センサーはキットのようになっていて、細長い針のようなセンサーを上腕の後ろに装着します。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

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