DI Onlineのロゴ画像

“ユマニチュード”で700人会場が満員に

2015/03/17

 皆さんはユマニチュードってご存じですか。これはフランスで生まれた認知症ケアの技法で、見る、話す、触れる、立つという4つの行動を柱にしてケアする技法です。起立不能で、入浴や口腔ケアなどを嫌がったりしていた重度認知症の患者さんが、ユマニチュードに基づくケアによって、歩行可能になったりケアを受け入れる気持ちになったりします。あまりの急激な変化に、魔法のようだと表現する人もいらっしゃいます。

 ユマニチュードの内容はインターネットで検索すればテキストや動画などの情報がありますし、書籍も出ていますので、私が説明するよりも直接そちらを参照された方がいいでしょう。一つ私が言えることは、ユマニチュードはコミュニケーションの仕方を見直すのに役立ちますので、薬局での接客などにも活用できるということです。

 このユマニチュードを学び、広く知ってもらう目的で、ユマニチュードの生みの親であるフランス人のイブ・ジネストさんと、国立病院機構東京医療センターの本田美和子先生をお招きした講演会を、旭川で開催しました。700人以上を収容できる会場を用意したのですが、事前申し込みの枠が1週間ほどで埋まってしまい、早々に締め切らなければなりませんでした。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

この記事を読んでいる人におすすめ