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お薬カレンダーのセットサービス始めました!

2013/12/10

 私の勤務する薬局は、北海道旭川市内でも高齢化率がやや高いと言われている地域にありますが、最近、それを感じさせる事例が特に増えてきたような気がします。

 14年前、大学院を修了してから初めて勤務したのが、今の薬局です。その後数年、中央薬局グループの他の店舗を経験して、元の薬局に戻ってきました。その時感じたのは、数年の間に患者さんが歳をとったなということです。自分もそうなのですが……(笑)。

 高齢化に伴って、患者さんにはこんな問題が出てきました。薬の飲み間違い、飲み忘れ、駐車場で車をぶつける、(正しい数の薬を渡しても)薬が入ってなかったというクレーム、杖を使う(薬局では立てかける場所や器具が必要)、通院が困難になる、服薬指導に必要な時間が増える──などです。

 その中でも飲み間違いの問題は、特に増えているような気がします。お薬カレンダーの使用を勧めて改善する場合もありますが、「面倒だから」と断られたり、使い始めても患者さんが間違えてセットしてしまうといった問題を経験しています。

 やはり薬のセットを患者さんにお任せするには限界があるのではないか、と考えるようになりました。場合によっては薬局でサービスとしてカレンダーにセットして差し上げるようにしていたのですが、全員にすると、患者さんの待ち時間にも影響してしまいます。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

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