DI Onlineのロゴ画像

ピロリ5次除菌?への道 「5次除菌レジメン決定編」

2012/07/23

 4回目の除菌(現在の2次除菌:アモキシシリン+メトロニダゾール+PPI)の後、忙しくなってしまい除菌判定をしていませんでしたが、別の薬局に異動し、その連携先の医師から、調べてみることを勧められました。

 今回の検査は糞便中のピロリ抗原をELISA法で検出するものでした。「陰性だといいな」と若干期待していたのですが、結果は陽性。次なる除菌(現在の3次除菌)のレジメンは画一的なものがなかったため、医師から「宿題にしましょう」と言われてしまいました。

 それから月日が流れて、東京に勤務する某製薬会社の先輩から、札幌で開催する講演会に講師(医師)とやって来るという連絡がありました。詳しく聞いてみると、なんとその講師は、大学院時代に私のピロリ菌を見つけてくださった先生だったのです!

 既に教授に昇進されているとのことで、ご挨拶も兼ねて札幌まで出張することにしました。懇親会では、研修時代の思い出話をしたのはもちろんのこと、これまでの経緯から、最も成功率の高いレジメンでの除菌を勧めてくださいました。

 その後、連携先の医師に相談したところ、除菌が必要かどうかの判断材料となるABC検査を受けるよう勧められました。血液検査のペプシノゲン値から胃の萎縮の度合いを推測して、さらにピロリ菌の感染を考慮し、胃癌のリスクを推測するものです。結果がこちらです。

著者プロフィール

堀籠淳之(中央薬局[北海道旭川市])
ほりごめ あつし氏 北海道旭川市生まれ。東京薬科大学卒業後、同大学の大学院に進学し、薬学専攻博士課程を修了。1999年に旭川に戻って父親が経営する中央薬局に就職し、2010年に代表取締役に就任。本人のブログ「旭川の薬剤師道場」も好評連載中。

連載の紹介

堀籠淳之の「日々是精進!薬剤師道場」
博士号を持ち、薬局経営者になった今も、自らを厳しく律して精進に励む“武闘派”薬剤師の堀籠氏。積極的に参加している勉強会や研修会で仕入れたホヤホヤの医薬品情報・医学的知識や、日常の薬局業務の中で感じた疑問、薬剤師や薬業界に対するメッセージなどを熱く綴ります。

この記事を読んでいる人におすすめ