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職人技が消えていく

2018/06/19
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 機械や人工知能(AI)などの進歩が著しい現在、世の中の職人技が消えていく傾向にあると聞きます。我々、薬剤師も似たような状況なのかもしれません。薬剤師の職人技というと、少々大げさな表現なのかもしれませんが、かつてはどこの保険薬局や病院にも、調剤手技に長けたベテラン薬剤師が必ずといっていいほどいた気がします。

 私が薬剤師になった頃は、医薬分業率はまだ低い時代でしたが、勤務していた薬局では薬局製剤を積極的に扱っていたこともあって、卓上分包機(パイルパッカー)のほか、当時はまだあまり普及していなかったVマス散剤分包機や円盤散剤分包機もありました。

著者プロフィール

平野 道夫(まい薬局富士見店〔埼玉県富士見市〕管理薬剤師、武道家)ひらの みちお氏 1959年生まれ。城西大学薬学部卒業。埼玉県薬剤師会支部で20年以上にわたって学術部理事を務め、薬剤師や薬学生の教育に尽力。認定実務実習指導薬剤師。

連載の紹介

平野道夫の「薬局手習指南所」
毎年、実務実習生を受け入れるとともに、地区薬剤師会の集合研修の講師として地域保健、在宅医療、災害時医療、セルフメディケーション、OTC薬、薬局製剤などに関する講義を担当。「街の薬局薬剤師は、薬剤師の本質を再考して原点回帰すべき」と唱える平野氏が、薬学生や若手薬剤師への教育・指導を通じて感じたこと、考えたことをつづります。

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