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対物業務の効率化は“型抜き”の感覚で挑め

2022/02/22
狭間 研至=ファルメディコ(大阪市北区)代表取締役、思温病院(大阪市西成区)理事長、医師

 2022年度調剤報酬改定について、色々なところで解説記事を見るようになりました。また、私もそうですが、YouTube等で動画による解説を見かけることも多く、何となく概要はつかんでいる方も増えているのではないかと思います。

 今回の改定を考えたとき、やはり対物業務のコストとしての薬剤調製料は、「1剤24点、3剤まで」と定額制のようになりましたので、いかにここを効率的かつ安全に行っていくかが、対人業務のコストとしての調剤管理料服薬管理指導料をとっていけるかどうかにかかってきます。また、同管理料および同指導料を算定していくことが、地域支援体制加算の要件となる9項目をクリアしていくことにつながり、薬局の規模を問わず、今後の薬局経営上重要なことになっていくでしょう。

 逆に言えば、対物業務の効率化に正しく取り組めれば、薬剤師の業務は対人中心へとシフトし、自然に22年度以降の調剤報酬改定にも対応できるということになると考えています。

 そのためにはどういう考え方で臨めば良いのでしょうか。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

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