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医療用コロナ抗原検査キットを薬局で扱う意味

2021/09/29
狭間 研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長、医師)

 2022年度調剤報酬改定への議論が少しずつ熱を帯びる中、数日前からマスコミでは報じられていましたが、新型コロナウイルスの医療用抗原検査キットについて、2021年9月27日に厚生労働省から事務連絡が出されました。一次情報を見ておくことは、何事においても重要なので、7ページの書類ですが、ぜひご覧いただきたいと思います。

 というのは、この件は諸々、一般のメディアでも報じられていますが、それを表面的に読むだけでは、来局者が咳込みながら「抗原検査キット、買えますか……」と言ってくるようなイメージ(!?)を想像してしまう薬剤師も少なくないのではと危惧するからです。決してそういうことではありませんし、今後の薬局の未来を左右する大きなテーマになると思いますので、この抗原検査キットに関する薬局でのポイントを、大きく3つに分けてまとめてみました。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

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