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電子処方箋は「処方箋調剤薬局」をこう変える

2020/11/11
狭間研至

 電子処方箋。話自体は以前から、実証実験の件も含めてあちこちで見てきましたが、この1~2年、いよいよという感じになってきました。最近、頻繁に(?)開催されているオンライン資格確認のセミナーを拝聴していると、「マイナンバーカードが電子処方箋のキーになっていくという展望もあるのか!?」といったことすら感じます。

 「処方箋調剤薬局」という言い方は、私は好みませんが、一般には広く使われています。処方箋を持って行くと、調剤、つまり薬を作って渡してくれる薬局という、大阪人としては「そのままやないか!」と突っ込みの1つも入れたくなるネーミングです。

 処方箋の「箋」という漢字は、一筆箋の箋でもありますが、箋とはメモ・手紙などを書く紙片(デジタル大辞泉)だそうです。そこからすれば、処方が書かれた「紙」を持って薬局に来るというのが超基本だったわけです。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

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