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「不要不急を控える」というストレステスト

2020/08/24

 今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、当初の予想を超えてかなり長期化が予想されます。薬局や病院の経営を預かる立場から見れば、これは「不要不急を控える」というストレステストが当面の間続くのではないかな、と思います。

 多少過激ですが、高齢者医療における“不要不急”は、在宅における訪問リハビリや、通所リハビリだったのだと思います。もちろん、リハビリの重要性は私も認識しており、入院時の患者さんには、必ずリハビリを同時スタートしています。しかし、在宅医療においては、「不要不急ではないか」と言われると、そうなります。接触時間の問題などがあって、「まぁ、今週はやめておこう」という感じになってしまいます。

 もし、在宅医療における薬剤師の役割を「薬を届けること」と認識していたら、同様に「接触を避けるために訪問回数を減らして・・・」という発想になります。

 しかし、薬剤師の訪問について「今週はやめておこう」とはならない理由が、大きく2つあると私は思います。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

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