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これからの薬局が考えるべき「逆張り経営」とは

2020/07/22

 前回は、「薬局1.0」から「薬局2.0」に移行する際の逆張りの話をしました。

 いつも思うのですが、1980年代後半からこの国に医薬分業制度を根付かせてきた先達の先生方のアグレッシブさは、すごいと思います。もちろん、経済的なものもあったとは思いますが、「薬は医者でもらうものじゃないの!?」という固定概念をひっくり返すために、本当に色々な活動をされてきたのだと思います。

 それが、導入期、成長期を終えて、成熟期、しかも最後のフェーズに入った今、かつてのアグレッシブさはなくなり、安定を良しとして変化を求めない風潮に業界全体がなっているのかも知れません。ただ、これは、「薬局1.0」の最後のフェーズの時期と似ているような気もします。物販であればドラッグストア、調剤であれば調剤専業薬局という波が来ることにどう対応したかが、分かれ目だったような気がします。

 その対応が、前回申し上げた「3つの逆張り」だったと思います。

 そして「今」です。「薬局2.0」から「薬局3.0」へ移行しようとしています。

 「え、薬局は薬剤師に説明してもらって薬をもらうところじゃないの!?」という固定概念をひっくり返す3つの逆張りだと思います。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

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