DI Onlineのロゴ画像

「短冊」に書かれているのは願い事?

2020/02/03

 少し季節外れの話題で恐縮ですが、小さい頃、七夕は大きな行事でした。保育園でも小学校でも、その1週間くらい前から、色々と準備を始めていたものです。歌を歌ったり、笹に飾り付けをしたり……。色とりどりの短冊に、願い事を書いたのも懐かしい思い出です。もちろん、今でもその季節になると、ホテルや商業施設のロビーに、「ご自由にどうぞ」と短冊とマジックが用意され、思い思いに書いて飾り付けたりする風景が見られます。

 その短冊には色々なことが書かれています。子どもであれば、将来こうなりたいとか、おもちゃやゲームが欲しいといったことが書かれていますし、大人は夢のあるもの、身につまされるものなど様々です。しかし、それらに共通するのは、これがほしい、こうなってほしい、こうありたいという「願い事」だということです。

 七夕に飾る短冊は1年に1回ですが、私たちの業界では2年に1回、短冊が話題になります。そうです、2年に1度の診療報酬・調剤報酬改定で、改定の前後で重点項目の内容がどのように変わるかを示した「新旧対照表」のことを指します。点数などの数字は黒丸(●)になっているものの、改定の方向性を考える上で大きな判断材料となります。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

この記事を読んでいる人におすすめ