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薬学生の動きから見えてくるもの

2013/04/09

 薬剤師が次世代へとに変わる必然性や蓋然性は、あなたの周りで、そして業界全体で見られ始めている、地域医療ニーズの変化や薬学教育の変化をつぶさに観察すれば、腑に落ちるのではないでしょうか。このことは既に、私も色々なかたちで情報を発信してきています。

 今回は、薬学教育の変化のうち、薬学生の動きに注目してみます。医療系の学生全体にいえることですが、私が学生だった20年ぐらい前と比べて、現在の学生さんは、将来について色々と考え、アクションを起こし始めています。特に薬学生は、やはり薬学教育6年制が導入されたこともあるのか、積極的に活発に動いています。

 先日も、横浜で開催された日本薬学会第133年会に行きましたが、学生さんのポスター発表をいくつも目にしました。もちろん指導教官の存在は大きいと思いますが、学生が現役の薬剤師に混じって、薬局実習や後発医薬品などをテーマに、自分たちの考えをポスターにまとめて、きちんと発表まで行うというのは、すごいことだと思いました。

著者プロフィール

狭間研至(ファルメディコ株式会社[大阪市北区]代表取締役、思温病院[大阪市西成区]理事長)
はざま けんじ氏。薬局の息子として育ち、大阪大学医学部を卒業して外科医に。2004年、同大学大学院医学系研究科臓器制御外科(博士課程)修了と同時に、実家の薬局を継承。薬局経営を続けながら、医師としては在宅療養診療所勤務を経て、17年1月より思温病院(大阪市西成区)の理事長に就任。薬剤師生涯教育、薬学教育にも積極的に取り組んでいる。

連載の紹介

狭間研至の「Road to 薬剤師3.0」
「日本の地域医療をこれまで以上に機能させるには、薬局・薬剤師が第3世代(=3.0)に進化することが不可欠」という持論を持つ狭間氏。薬局経営者として、時に臨床医として、多忙ながらも充実した日々を送る狭間氏が、日常のちょっとした場面を切り取りながら、次世代の薬局や薬剤師のあり方を発信します。

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