「こんなの分かんないよ〜」

 ずらり並んだ数字とにらめっこしていた青木はついに根を上げた。

「ふぁ〜あ、一体どうしたんじゃ?大声出して」

 閉店後の店内。待合のソファに座ってうたた寝をしていた老人は、伸びをしてゆっくりと立ち上がると、カウンターにやってきた。

「あ、じいさん。ちょっと聞いてくださいよ〜。うちの分包機が古くなったんで、自動分包機システムに買い替えたいって本部に提案したんですよ。

分包機の買い替え、投資効率は?の画像

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