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うがいは感染予防対策の基本じゃなかったっけ?

2020/10/20

 先日の夕方、夕陽を浴びながら庭仕事をしていた時のこと。犬の散歩中の近所の女性から、立ち話のついでに「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の予防に、うがいは効果がないのですか」と聞かれました。

 そう言われてみると、SARS-CoV-2感染予防策の基本は、人との接触の機会を可能な限り減らすこと(具体的には、不要不急の外出を減らすことと三密[密閉、密集、密接]を避けること)に加えて(1)ソーシャルディスタンス、(2)マスクの着用、(3)手洗いが推奨されています。

 子どもの頃から、ウイルスや細菌による上気道感染の予防の基本は、帰宅時の手洗いとうがいと教え込まれてきました。しかし、SARS-CoV-2感染の予防対策にうがいは出てきません。

著者プロフィール

古川裕之(医療安全システムデザイナー)ふるかわ ひろゆき氏◎雪国(福井県大野市)の生まれ育ちなのに、性格はなぜかラテン系。1975年金沢大学薬学部卒業後、同大医学部附属病院、臨床試験管理センターを経て、2010年より山口大学医学部附属病院薬剤部長。18年に退職し、現在はフリーランスの「医療安全システムデザイナー」として活躍中。趣味は、写真撮影とブラジル音楽のバンド。薬学博士。

連載の紹介

古川裕之の「STOP!メディケーションエラー」
調剤する人は調剤エラーをする。調剤しない人は調剤エラーをしない。仕事をする限り、エラーから逃れることはできませんが、エラー事例から学ぶことで、重大なエラーを避けることはできます。「メディケーションエラー」防止に向けた10年以上の取り組みを通して学んだことを、分かりやすい具体例を示しながら紹介します。
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