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新型コロナウイルスで変わる人のつながり方

2020/07/02

 これまで、感染予防の基本と言えば「手洗い」でした。ところが、新型コロナウイルスの感染対策では「在宅」と「ソーシャル・ディスタンス」の実行が追加されています。

 ソーシャル・ディスタンスは、もともと社会学分野の用語(特定の個人やグループへの理解度やそれらに対する親密度)ですが、ウイルス感染症の世界的大流行(パンデミック)が問題になってからは、「病原体の感染リスクを減らすために、人々の接触と接近の機会を減らすことであり、適正な呼吸衛生と手洗いと組み合わせることによって、パンデミックを軽減または遅らせるための最も現実的な方法」という公衆衛生上の意味で使われています。

 このソーシャル・ディスタンスと関係しているのが、日本で推奨されている「3密を避ける」という新型コロナウイルス感染防止戦略です。3密とは次に示す3条件で、これらが同時に重なる場では感染リスクが高くなるというものです。

(1)密閉空間(換気の悪い密閉空間)
(2)密集場所(多くの人が密集)
(3)密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声)

著者プロフィール

古川裕之(医療安全システムデザイナー)ふるかわ ひろゆき氏◎雪国(福井県大野市)の生まれ育ちなのに、性格はなぜかラテン系。1975年金沢大学薬学部卒業後、同大医学部附属病院、臨床試験管理センターを経て、2010年より山口大学医学部附属病院薬剤部長。18年に退職し、現在はフリーランスの「医療安全システムデザイナー」として活躍中。趣味は、写真撮影とブラジル音楽のバンド。薬学博士。

連載の紹介

古川裕之の「STOP!メディケーションエラー」
調剤する人は調剤エラーをする。調剤しない人は調剤エラーをしない。仕事をする限り、エラーから逃れることはできませんが、エラー事例から学ぶことで、重大なエラーを避けることはできます。「メディケーションエラー」防止に向けた10年以上の取り組みを通して学んだことを、分かりやすい具体例を示しながら紹介します。
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