DI Onlineのロゴ画像

個人データの「企業への販売」事例から学ぶこと

2019/11/06

 2019年8月26日、気になるマスコミ報道がありました。就職情報サイト「リクナビ2020」を運営するリクルートキャリア(東京都千代田区)が、就活学生の同意を得ずに、内定辞退率予測情報を企業に販売していたことについて、個人情報保護委員会が是正勧告を行ったというものです。

 我々の領域では、「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律(次世代医療基盤報)」が18年5月に施行されたことにより、医療提供施設から認定事業者に患者の医療情報を提供できるようになりました。このため、患者の診療情報を取り扱う(収集、利用、蓄積、提供)医療提供施設も学ぶ必要のある出来事だと思います。

著者プロフィール

古川裕之(医療安全システムデザイナー)ふるかわ ひろゆき氏◎雪国(福井県大野市)の生まれ育ちなのに、性格はなぜかラテン系。1975年金沢大学薬学部卒業後、同大医学部附属病院、臨床試験管理センターを経て、2010年より山口大学医学部附属病院薬剤部長。18年に退職し、現在はフリーランスの「医療安全システムデザイナー」として活躍中。趣味は、写真撮影とブラジル音楽のバンド。薬学博士。

連載の紹介

古川裕之の「STOP!メディケーションエラー」
調剤する人は調剤エラーをする。調剤しない人は調剤エラーをしない。仕事をする限り、エラーから逃れることはできませんが、エラー事例から学ぶことで、重大なエラーを避けることはできます。「メディケーションエラー」防止に向けた10年以上の取り組みを通して学んだことを、分かりやすい具体例を示しながら紹介します。
お気に入りの1枚の写真を添えて…。

この記事を読んでいる人におすすめ