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クリニックを引き払い、オンライン診療を始めるカナダの医師たち

2020/10/05

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者数がいまだに増え続け、人々の行動様式がかなり変化した最近では、飲食店だけではなく、歯科医や小児科医をはじめとした医療機関でも患者数が減り、経営難に陥っているといったニュースが聞かれるようになってきました。COVID-19を恐れて受診を避ける患者に対しては、時限的・特例的な処方箋の取り扱い(0410事務連絡)もあり、私が勤める薬局にも0410対応の処方箋が毎日ファクスで送られてきます。

 カナダでは、COVID-19の感染拡大前から「Telemedicine」という、医師と直接会わずにビデオなどで症状を説明し、薬を処方してもらうシステムが広まっていました。ただし、患者はTelemedicineが受けられる医療機関まで出向き、そこで受付を行い、待機している看護師や医学生によってバイタルをチェックしてもらい、その後、医師による診察をテレビ電話を通して受ける――という流れとなります。

著者プロフィール

マイルバガナム恵美(カナダ・オタワ在住)
まいるばがなむえみ氏。1995年神戸薬科大学卒業、2004年まで薬局勤務。05年にカナダで薬剤師免許を取得後、薬局勤務。12〜15年は日本で薬局に勤務し、15年夏にカナダに戻る。カナダ糖尿病教育者。15年に『カナダで薬剤師になる!』をアマゾンKindleストアで出版。

連載の紹介

マイルバガナム恵美の「日本とカナダの薬局見聞録」
日本の薬局で働いていたときにカナダ人留学生と出会って結婚したマイルバガナム氏。ご主人とともにカナダに渡り、薬剤師免許を取得してカナダの薬局に勤務していましたが、ご主人の仕事の関係で一時帰国し、日本で薬剤師として働いていました。現在はカナダに戻り、両国の薬局の勤務経験を持つ同氏が、カナダでの免許取得の苦労話や、カナダの薬局での体験談や医療事情などをつづります。

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