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先発品以外を拒否する患者さんの心情は

2020/07/09

 厚生労働省が2020年6月18日に後発医薬品を含めた415品目の薬価基準を告示しました。政府の「2020年9月までに80%」とする後発医薬品使用目標の達成期限まで、あと約3カ月です。我々薬局スタッフも「後発医薬品調剤体制加算」の後発品置換率を下げないようにと新患者さんや先発品希望患者さんへの声掛けを強化しています。

 しかし、声を掛けても患者さんと噛み合わない時があります。後発品の中でもオーソライズドジェネリック(AG)は、ご存じの通り原薬成分、添加物、製造方法まで全て先発医薬品と同じ医薬品なのですが、そのことを説明しても先発品を希望する患者さんがいます。忙しい薬局では、患者さんとAGと先発品について議論する時間が十分ではなく、そのまま先発品を交付することもあります。先発品を頑なに希望する患者さんの心情はどういうものでしょうか。

著者プロフィール

マイルバガナム恵美(カナダ・オタワ在住)
まいるばがなむえみ氏。1995年神戸薬科大学卒業、2004年まで薬局勤務。05年にカナダで薬剤師免許を取得後、薬局勤務。12〜15年は日本で薬局に勤務し、15年夏にカナダに戻る。カナダ糖尿病教育者。15年に『カナダで薬剤師になる!』をアマゾンKindleストアで出版。

連載の紹介

マイルバガナム恵美の「日本とカナダの薬局見聞録」
日本の薬局で働いていたときにカナダ人留学生と出会って結婚したマイルバガナム氏。ご主人とともにカナダに渡り、薬剤師免許を取得してカナダの薬局に勤務していましたが、ご主人の仕事の関係で一時帰国し、日本で薬剤師として働いていました。現在はカナダに戻り、両国の薬局の勤務経験を持つ同氏が、カナダでの免許取得の苦労話や、カナダの薬局での体験談や医療事情などをつづります。

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