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薬剤師4人が、事務スタッフが2人もいるのに……
日本の薬局はなぜこんなに忙しい?

2019/11/20

 現在、私が日本で勤務しているのは処方箋調剤中心の薬局です。小児科、皮膚科、内科、耳鼻科の診療所が近隣にあり、処方箋の大部分を小児科と内科の診療所から受けています。11月中旬になって気温も下がり、インフルエンザやかぜの患者さんが来局するようになり薬局は大忙しです。でも実は私、日本の薬局で働き始める前には、こんなことを思っていましたーー。

「カナダでは1日200枚程度の処方箋を、事務スタッフと薬剤師1人で受けてきたのよ。日本の薬局は薬剤師がたくさんいるし、楽勝でしょう!」

「日本での薬剤師生活はランチタイムもしっかり取れるし、体にもよいのでは。日本で少し体調がよくなるかな?」

(実はカナダでは、私は勤務中だけストレス性高血圧になるので、医師から注意を受けていたのです)

著者プロフィール

マイルバガナム恵美(カナダ・オタワ在住)
まいるばがなむえみ氏。1995年神戸薬科大学卒業、2004年まで薬局勤務。05年にカナダで薬剤師免許を取得後、薬局勤務。12〜15年は日本で薬局に勤務し、15年夏にカナダに戻る。カナダ糖尿病教育者。15年に『カナダで薬剤師になる!』をアマゾンKindleストアで出版。

連載の紹介

マイルバガナム恵美の「日本とカナダの薬局見聞録」
日本の薬局で働いていたときにカナダ人留学生と出会って結婚したマイルバガナム氏。ご主人とともにカナダに渡り、薬剤師免許を取得してカナダの薬局に勤務していましたが、ご主人の仕事の関係で一時帰国し、日本で薬剤師として働いていました。現在はカナダに戻り、両国の薬局の勤務経験を持つ同氏が、カナダでの免許取得の苦労話や、カナダの薬局での体験談や医療事情などをつづります。

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