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薬局スタッフによるストライキ

2019/04/08

 私が勤務している薬局は、米国の大手薬局チェーンなのですが、ある日、管理薬剤師をはじめとする薬剤師、店長、副店長を対象とした緊急会議の連絡が来ました。会議内容の発表はなく、提示された候補日のいずれかの日に、必ず出席せよとのこと。

 訳も分からず、あるホテルのミーティングルームに集まると、会社の重役がずらっと集まっていて何やら緊迫した様子ーー。会議が始まると重役たちはまず、我々スタッフが、この会社のイメージ改善にどれだけ貢献したか、客や患者の信頼を再び取り戻すためにどれだけ努力してきたかなどを、力強く唱えていたのですが(以前、この会社は合併などで経営がとても不安定でした。過去記事「管理薬剤師以外は派遣の薬局が迎えた結末」参照)、会議の中盤より重役らの声のトーンが変わり、

 「実は重大な報告があります……。店舗スタッフ、薬局助手のストライキが始まりそうです……」と本題を切り出しました。

著者プロフィール

マイルバガナム恵美(カナダ・オタワ在住)
まいるばがなむえみ氏。1995年神戸薬科大学卒業、2004年まで薬局勤務。05年にカナダで薬剤師免許を取得後、薬局勤務。12〜15年は日本で薬局に勤務し、15年夏にカナダに戻る。カナダ糖尿病教育者。15年に『カナダで薬剤師になる!』をアマゾンKindleストアで出版。

連載の紹介

マイルバガナム恵美の「日本とカナダの薬局見聞録」
日本の薬局で働いていたときにカナダ人留学生と出会って結婚したマイルバガナム氏。ご主人とともにカナダに渡り、薬剤師免許を取得してカナダの薬局に勤務していましたが、ご主人の仕事の関係で一時帰国し、日本で薬剤師として働いていました。現在はカナダに戻り、両国の薬局の勤務経験を持つ同氏が、カナダでの免許取得の苦労話や、カナダの薬局での体験談や医療事情などをつづります。

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