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第19回 臨床検査の考え方
迅速診断で陰性ならインフルエンザじゃない?

2016/01/22
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ケース:Aさんの勤務する薬局の周辺地域では、インフルエンザが流行期を迎え、「流行警報」が出ています。今朝も開局と同時にインフルエンザと思われる患者さんで待合がいっぱいになり、夜の6時を回っても患者さんの波は途切れる気配がありません。そこに、一人の女性患者Sさんが浮かない顔をしてやってきました。「今日は、ものすごく混んでいて、先生によく確認できなかったんですが……どうも色々と腑に落ちないんですけれど、ちょっとうかがってもいいですか?」Sさんは処方箋を差し出しながら、そう切り出しました。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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