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第17回 メタ分析の4つのバイアス
無症状のピロリ菌感染は除菌すべき?

2015/11/25
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ケース:保険薬局に勤務している薬剤師のAさんは、ある日、近くに住む50代男性のNさんから次のような質問を受けました。Nさんはたまに栄養ドリンクやOTC薬を買いに薬局を訪れます。「友人がピロリ菌の検査で引っ掛かって、薬で除菌したって聞いたんだ。ピロリ菌って、胃癌の原因になるやつでしょ? 僕も検査して、もしピロリ菌がいたら除菌した方がいいのかなあ」 Nさんに消化器疾患はなく、飲酒量もそれほど多くはありません。友人がヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の除菌をしたとのことで、少し気になったようです。このような比較的健康な人でピロリ菌感染が見つかったら、除菌すべきなのでしょうか。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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