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第16回 メタ分析 初めの一歩
【続】チオトロピウム吸入薬の効果はどの剤形も同じ?

2015/10/26
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~前回のケースシナリオの続き~保険薬局に勤める薬剤師のAさんは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)で治療継続中の60代男性Nさんから次のような質問を受けました。「今日は薬が変更になったんです。先生は、成分は同じだけどこっちの方が吸入しやすいからとおっしゃるので。今までの薬で調子は良かったのですが、こっちの薬でも効果は同じですよね」 Nさんには、前回まで、スピリーバ吸入用カプセル18μg(一般名チオトロピウム臭化物水和物)を継続して処方されており、専用吸入器(ハンディヘラー)で吸入していましたが、今回、同じチオトロピウムの吸入液(ソフトミスト化製剤)であるスピリーバ2.5μgレスピマット60吸入に変更されました。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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