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第15回 非劣性試験の読み解き方
チオトロピウム吸入薬の効果はどの剤形も同じ?

2015/09/25

ケース:慢性閉塞性肺疾患(COPD)のため、呼吸器内科診療所に通院している60代男性Nさんは、受診の帰りに処方箋を持って薬局を訪れました。Nさんは処方箋を差し出しながら、薬剤師にこう質問しました。「今日は薬が変更になったんです。先生は、成分は同じだけどこっちの方が吸入しやすいからとおっしゃるので。今までの薬で調子は良かったのですが、こっちの薬でも効果は同じですよね」

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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