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第12回 ケース・クロスオーバー研究を活用した薬剤のリスクアセスメント
おなかが緩くなったのは痛み止めのせい?

2015/06/30
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ケース:ドラックストアに勤務している薬剤師Kさんは、お客さんから電話で薬に関する問い合わせを受けました。「先日そちらで痛み止めの薬を購入したんですけど、その薬を飲むとどうもお腹が緩くなるんです。これは薬のせいでしょうか?」OTC薬のロキソニンS(一般名ロキソプロフェンナトリウム水和物)を購入したのは30代の男性Sさん。他に併用薬などはなく、また、嘔気や発熱など感染症を疑うような症状はありませんでした。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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