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第10回 症例対照研究を活用した薬剤のリスクアセスメント
BZD系薬を飲み続けると認知症になるって本当ですか?

2015/04/28
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ケース:糖尿病のため、経口血糖降下薬を服用中の66歳男性Aさんが受診の帰りに処方箋を持って薬局を訪れました。Aさんは処方箋を差し出しながら、次のように話しました。「最近、寝つきが悪くて眠り薬を出してもらっているんだけど、近所の人から、『睡眠薬を飲み続けると頭がぼける』って聞いたんだ。この薬はずっと飲んでいても大丈夫かい? でも、薬がないと眠れないような気もして、急にやめるのも心配なんだけどな……」 薬歴によると、Aさんは不眠のため、ここ2カ月ほど、ニトラゼパム(商品名ネルボン、ベンザリン他)5mg/日が継続処方されています。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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