DI Onlineのロゴ画像

第9回 臨床スクリプトの形成を通じて薬学的判断力を鍛える
スタチンと抗菌薬の相互作用をアセスメントする

2015/03/24
スタチンと抗菌薬の相互作用をアセスメントするの画像

ケース:保険薬局に勤める薬剤師のYさんは、ある日、近隣の内科診療所の医師から電話で問い合わせを受けました。問い合わせ内容は次の通りです。「コレステロールが高い患者さんがいて、スタチン系薬を投与したいのだけど、この患者さん、耳鼻科でクラリスロマイシンが長期投与されているんです。スタチンとマクロライドは、確か併用注意だったと思うけど、禁忌じゃないから、どれでも問題ないですよね? 短期間の併用なら、あまり気にしないのですが……。急ぎではないので、後で調べてもらえませんか」

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

この記事を読んでいる人におすすめ