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第7回 治療必要数NNTを基にリスク&ベネフィットを多面的に評価する
抗菌薬でかぜの重症化は防げるか?

2015/01/26
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ケース:冬本番、かぜの患者さんが増えてきました。薬局は今日も朝から、かぜと思われる患者さんでごった返しています。初めて来局した45歳の女性Aさんも、鼻水、喉の痛み、発熱の症状があり、内科診療所でかぜとの診断を受け、お薬を処方されました。ちなみにAさんには、合併症やアレルギー、併用薬などはありません。服薬指導を終えて、お会計に入ろうとした時、Aさんがこう質問してきました。「今日は解熱剤だけなんですか? できれば抗生剤も欲しいのですが……。かぜをこじらせたら大変でしょう?」

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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