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第4回 「有意確率」を理解し認知症という疾患の捉え方を見直す
軽度のアルツハイマー型認知症にサプリメントは有効か

2014/10/24
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ケース:定期の薬を受け取りに来局した患者Sさん。薬剤師が病状確認を終えて薬を渡した後、「他に何か気になることはありますか」と尋ねたところ、Sさんはこう切り出しました。「私ではなく、うちの母のことなんですが……。以前から物忘れはあったのですが、最近、かかりつけのお医者さんから『軽い認知症です』と言われて、薬を飲むようになったんです。症状はそれほどひどいものじゃないんですが、そもそも認知症って薬で治るわけじゃないですよね。進行を遅らせる薬だって先生もおっしゃっていました。それで、市販のサプリメントで、物忘れ予防に良いなんていうのがあるじゃないですか。ああいうのって効果があるんですかね?」

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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