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第3回 臨床試験の盲検化と、実世界の「プラセボ効果」への考察
心房細動の予防にサプリメントは有効?

2014/09/22
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ケース:ドラッグストアに勤務する薬剤師Kさんは、ある日、60歳の男性Mさんから相談を受けました。Mさんは、先日、自宅で10分程度の動悸を感じたため、今日、近隣の循環器科クリニックで心電図検査を受けたところ、心房細動が検出されたとのことです。Mさんは健康診断で「やや肥満」と指摘されている以外には特に治療中の疾患もなく、クリニックの医師の見解は、脳卒中リスクは低いため薬物療法は今のところ開始せず、経過観察ということでした。 Mさんは、「心臓の病気には、健康食品のEPAとかDHAが良いって聞いたのですが、そういったものを積極的に取った方が良いのでしょうか? あの動悸は怖かったです」と不安そうです。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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