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第2回 患者の真のアウトカムを想像せよ
冠動脈狭窄のある人は血圧やコレステロールを下げる薬を飲んだ方がいい?

2014/08/21
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ケース:喫煙習慣のある60代の男性Mさん。糖尿病治療にて通院中ですが、先日、検査で冠動脈がやや狭いことを医師から指摘され、不安な様子で来局しました。総コレステロール180mg/dL、血圧130/70mmHgほどです。「今のところは何も症状がないし、先生にも、狭窄の程度はそれほどひどくはないので、今すぐ治療が必要なわけではないとは言われたのですが、自分の父親が心筋梗塞を起こしているので、将来的にそういった病気を起こさないか心配です。例えば予防のために、何か薬を飲んだ方がいいのでしょうか。本当はたばこをやめた方がいいのだろうけど……」とMさんは話します。

著者プロフィール

青島 周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)
あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録をブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

連載の紹介

症例から学ぶ 薬剤師のためのEBM
「薬剤師の臨床判断において、多面的評価を行うためにエビデンスは不可欠」と話す青島氏。論文の読み方の基本から、臨床現場でのEBM(科学的エビデンスに基づく医療)の実践のヒントまでを分かりやすく解説します。冒頭に提示した症例に対し、自分だったらどう対応するかを考えながら、論文を読み進めてください。

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