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イトラコナゾール回収問題で対応追われる薬剤師
後発品への不信感、流通に関する不安など、現場の薬剤師からは多くの懸念の声

 リルマザホン塩酸塩水和物が混入した「イトラコナゾ ール錠 50『MEEK』」(ロット番号T0EG08)を小林化工(福井県あわら市)が自主回収した問題について、日経ドラッグインフォメーション Online (DI Online)では薬剤師会員を対象にウェブアンケートを実施。現場における影響を尋ねた。当該ロット製品を実際に扱っていた薬剤師は数%だったが、後発品への不信感の他、出荷調整など流通に関する不安など、現場の薬剤師からは多くの懸念の声が寄せられた。

 調査は2020年12月18日~24日、ウェブ上で実施した(有効回答数2058人。薬局薬剤師1444人、病院・診療所薬剤師614人)。

 クラスIの自主回収対象となった当該ロット製品については、41人(1.9%)が「自施設で扱っていた」と回答した。41人に対して、当該製品を患者から回収する際に、患者の特定や患者への連絡がスムーズに行えたかを尋ねたところ、「行えた」と回答したのは約半数だった(58.4%)。同様に、当該製品の回収・交換時に、再受診や処方箋の必要性などを巡る患者との間での混乱やトラブルの有無についても、63.4%は「生じなかった」と回答した。

 一方で、クラスIIの自主回収となった「イトラコナゾール錠 『MEEK』」を含む回収対象製品を自施設で扱っていた薬剤師からは、次のような現場の実情を伝える声も寄せられた。


 

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