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何でも拒否する患者には、この言葉が刺さる

2017/04/10

 はいっ!どーも!!突然の訪問依頼にも笑顔で対応する新井です。今日は、高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)から訪問薬剤管理指導の依頼が来たときのことをお伝えします。

「新井さん!コストが回収できるか微妙な患者さんなんだけど、話聞いてくれない?」

「あー、うちの利益の心配までしてくれてありがとうございます(笑)。大丈夫ですよ!」

「整形外科で、両変形性膝関節症の診断を受けた患者さんで、車椅子を借りるためにうちのセンターが介入したの。その時、薬を確認したら、全然飲めてなかったのよ!これって薬局さんが介入できるかな?ちなみに、定期的に受診しているのは内科で、整形外科は数カ月に1回のペースで受診中」

 うーん、微妙です…。「通院困難」かどうか、がポイントですね。

 ここで、「通院困難」の定義についておさらいしてみましょう。そもそも訪問薬剤管理指導は、通院が困難な患者に対して、医師の指示に基づき行うものです。この曖昧な表現に対して、2008年3月28日付で、厚生労働省保険局医療課より疑義解釈資料が公表されました(外部リンク)。

著者プロフィール

新井翔(新井商事[東京都豊島区]取締役社長・exceed[大阪府八尾市]執行役員)あらい しょう氏 2007年城西大学薬学部卒業後、みよの台薬局(東京都北区)に入社し薬剤師1年目から在宅業務に携わる。田辺薬局(東京都中央区)、雄飛堂(東京都北区)勤務を経て、19年4月より現職。日本在宅薬学会評議員も務める。

連載の紹介

新井翔の「I love 在宅」
「在宅」に取り組もうとしたものの、現場の厳しさに心が折れそうになっていませんか?薬学部を卒業してから10年以上、在宅医療に体当たりで取り組んできた薬剤師の新井翔氏が、在宅医療の厳しさや喜びを現場からお伝えします。

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