DI Onlineのロゴ画像

COVID-19に対するBCGワクチンの効果

2020/04/10
青島 周一

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大に歯止めがかからず、2020年4月8日、日本国政府は7都府県を対象に、法律に基づく「緊急事態宣言」を行った。とはいえ、国内における1日当たりの感染数の増加は、欧米と比べると少ないことは確かである。その理由を巡り、インターネット上では様々な情報が飛び交っているが、その中でもBCGワクチンの接種率に関する議論が注目を集めている。

 今回はBCGワクチンと新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の関連について考察してみたい。

著者プロフィール

青島周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、多方面で活躍している。著書に 『ポリファーマシー解決!虎の巻』(日経BP) がある。

連載の紹介

青島周一の「医療・健康情報を読み解く」
インターネットの急速な普及により、様々な医療・健康情報が、誰でも手軽に入手できる時代となっています。しかし、それらは必ずしも妥当な内容を含んでいるとは限りません。本連載では、臨床医学に関する学術論文、つまり科学的根拠を取り上げながら、一般的な常識にとらわれず、医療・健康問題について薬剤師的視点で考察していきます。

この記事を読んでいる人におすすめ