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卵を1日1個以上食べるのは体に悪いのか?

2019/04/08
青島 周一
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 鶏卵(以下、卵)は、人間に必要な栄養素をバランスよく含んでおり、「準完全栄養食品」とも呼ばれる栄養価に富んだ食品である。他方で、コレステロールを豊富に含むことから、その過量摂取は生活習慣病の原因になるのではないかと考えられることも少なくない。一般的に、コレステロールの摂取量は低めに抑えることが望ましいと考えられているが、日本人の食事摂取基準2015年版においては、目標量を算定するのに十分な科学的根拠が得られなかったため、コレステロールの目標量の算定は控えられている1)。今回は卵の摂取頻度と健康への影響について、幾つかの論文報告をひも解きながら考察したい。

著者プロフィール

青島周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、多方面で活躍している。著書に 『ポリファーマシー解決!虎の巻』(日経BP) がある。

連載の紹介

青島周一の「医療・健康情報を読み解く」
インターネットの急速な普及により、様々な医療・健康情報が、誰でも手軽に入手できる時代となっています。しかし、それらは必ずしも妥当な内容を含んでいるとは限りません。本連載では、臨床医学に関する学術論文、つまり科学的根拠を取り上げながら、一般的な常識にとらわれず、医療・健康問題について薬剤師的視点で考察していきます。

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