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「空間除菌」に感染症予防効果は期待できる?

2018/10/25
青島 周一
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 インフルエンザやノロウイルスなど、感染症が流行しやすい冬季になると、二酸化塩素による空間除菌をうたった商品(以下、空間除菌商品)がドラッグストアなどの売り場で目に付くようになる。「お部屋の空気まるごと除菌」などの宣伝文句は、感染症予防意識の高い消費者にとって、とても魅力的なものに映るかもしれない。しかし、こうした空間除菌商品については、これまでもたびたび有効性が疑問視されてきた。

著者プロフィール

青島周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、多方面で活躍している。著書に 『ポリファーマシー解決!虎の巻』(日経BP) がある。

連載の紹介

青島周一の「医療・健康情報を読み解く」
インターネットの急速な普及により、様々な医療・健康情報が、誰でも手軽に入手できる時代となっています。しかし、それらは必ずしも妥当な内容を含んでいるとは限りません。本連載では、臨床医学に関する学術論文、つまり科学的根拠を取り上げながら、一般的な常識にとらわれず、医療・健康問題について薬剤師的視点で考察していきます。

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