
インフルエンザ流行期に、発熱や咽頭痛といったかぜのような症状が出たらどうするだろうか。治療の基本は、安静と十分な睡眠だといえる。しかし実際には、医療機関でインフルエンザの検査を受け、検査で陽性が確認されれば、とにかく抗インフルエンザ薬を服用するということが多いはずだ。
今回は、抗インフルエンザ薬の代表的な薬剤であるオセルタミビルリン酸塩(商品名タミフル)の有効性・安全性に関する論文情報を複数提示し、それを横断的に俯瞰した上で、「薬の効果がある」とはどういうことなのか考察してみたい。
インフルエンザ流行期に、発熱や咽頭痛といったかぜのような症状が出たらどうするだろうか。治療の基本は、安静と十分な睡眠だといえる。しかし実際には、医療機関でインフルエンザの検査を受け、検査で陽性が確認されれば、とにかく抗インフルエンザ薬を服用するということが多いはずだ。
今回は、抗インフルエンザ薬の代表的な薬剤であるオセルタミビルリン酸塩(商品名タミフル)の有効性・安全性に関する論文情報を複数提示し、それを横断的に俯瞰した上で、「薬の効果がある」とはどういうことなのか考察してみたい。
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青島周一(病院勤務薬剤師、「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰)あおしま しゅういち氏 2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て、12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBMスタイル診療支援”の確立を目指し、多方面で活躍している。著書に 『ポリファーマシー解決!虎の巻』(日経BP) がある。
2020/09/10
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