日経メディカルのロゴ画像

日本心臓病学会トピックス
プライマリケア医の心房細動治療の実態
CHADS2スコアを参考にするは73%と高率

 プライマリケア医を対象に行った心房細動治療に対する意識調査の結果、「抗凝固療法の実施にCHADS2スコアを参考にする」が73%と高率で、抗凝固療法に使用する薬剤は「主としてワルファリンを使用する」が55.8%で最多だった。川崎医科大学の秋山真樹氏らの調査によるもので、9月に仙台で開催された日本心臓病学会で報告された。

 調査は、岡山県医療機能情報提供システムに登録されている医療施設を対象に、無記名アンケート方式で行った。眼科などの専門領域に特化した診療を行っている医療施設や循環器専門科のある病院は除外した。

 2013年9月と12月に、対象となる1218施設にアンケートを送付。377施設から回答を得た。回答者の11%が循環器専門医だった。

 調査では、「抗凝固療法の実施とCHADS2スコア」「抗凝固療法に使用する薬剤」「抗血小板薬の使用」「ワルファリン実施の際のPT-INR目標値」「新規経口抗凝固薬導入時の腎機能評価」などを尋ねた。

 その結果、「抗凝固療法の実施に際してCHADS2スコアを参考にする」は73.0%、「しない」は22.2%だった(n=315、図1)。抗凝固療法に使用する薬剤では、「主としてワルファリンを使用する」が55.8%で最多だった(n=327)。「新規経口凝固薬を優先する」は24.7%、「ワルファリンのみ」は13.8%だった。ワルファリン使用派が7割と主流だった。

この記事を読んでいる人におすすめ