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循環器プレミアム7月調査
使用経験別にみた「最も評価が高い抗凝固薬」
3剤の使用経験者ではアピキサバンが48.6%

 循環器プレミアムでは、新規抗凝固薬の使用経験と評価を明らかにするための調査を継続的に実施している。7月に行った調査の結果、新規抗凝固薬の使用経験別に「最も評価が高い抗凝固薬」をみたところ、ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンの3剤の使用経験者では、評価の高い凝固薬として48.6%がアピキサバン、29.9%がリバーロキサバン、14.1%がダビガトランを挙げた。ダビガトランだけの使用経験者では、59.0%がダビガトランを、一方、使用経験がリバーロキサバンだけの医師では、59.4%がリバーロキサバンを挙げた。

 循環器プレミアムでは毎月、登録医師会員(7月現在、約1万9900人)を対象に読者調査を実施している。新規経口抗凝固薬の質問は読者調査の中で行ってきたが、前回からは単独調査として実施している。調査期間は7月15~24日で、500人から回答を得た(調査の詳細と回答者のプロフィールは文末参照)。

 2011年に直接トロンビン阻害薬のダビガトラン(商品名プラザキサ)が登場したのを皮切りに、2012年に第Xa因子阻害薬であるリバーロキサバン(商品名イグザレルト)、2013年に同じく第Xa因子阻害薬であるアピキサバン(商品名エリキュース)と、3つの新規経口抗凝固薬が出そろった。

 新規経口抗凝固薬の質問ではまず、ダビガトラン、リバーロキサバン、アピキサバンおよび参考として整形外科領域で使われているエドキサバン(注)を提示し、調査時点での使用経験および評価を尋ねた(複数回答)。

 それぞれの使用経験者別に評価を見たところ、ダビガトランとリバーロキサバン、さらにアピキサバンの使用経験がある群(n=159)では、「評価が最も高い」の割合はアピキサバンが最多で48.6%(前回5月調査45.0%)と過半数に迫っていた。リバーロキサバンは29.9%(前回26.8%)、ダビガトランは14.3%(同12.8%)、ワルファリンは6.8%(同15.4%)だった(図1)。相対的に、アピキサバンの評価が上昇していた。

 ダビガトランとリバーロキサバンの使用経験がある群(n=82)では、「評価が最も高い」の割合はリバーロキサバンが36.6%(同46.6%)だった。ダビガトランは31.7%(同19.3%)、ワルファリンは29.3%(同27.3%)だった。リバーロキサバンの割合が減少する一方、ダビガトランの割合は上昇した。

 新規経口抗凝固薬の使用経験がリバーロキサバンだけだった群(n=32)では、「評価が最も高い」の割合はリバーロキサバンが最多で59.4%(前回55.3%)だった。ワルファリンが40.6%(同42.1%)で続いた。

 一方、ダビガトランだけの群(n=61)では、「評価が最も高い」の割合が最も多いのはダビガトランで59.0%(前回57.1%)だった。ワルファリンが36.1%(同36.5%)で続いた。

 これらの新規抗凝固薬の使用経験のない群(n=108)では、ワルファリンが77.8%(前回73.1%)と最多だった。

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